やま‐び【山辺】
「やまべ(山辺)」に同じ。「霞居る富士の—に我が来なばいづち向きてか妹が嘆かむ」〈万・三三五七〉
やま‐まゆ【山繭/天蚕】
鱗翅(りんし)目ヤママユガ科のガ。翅(はね)の開張約15センチと大形で、色は赤褐・暗褐・黄褐色など変異に富む。前翅の先は鎌状にとがり、各翅の中央に眼状紋がある。幼虫は緑色で毛のまばらに生えた芋虫...
やまんば‐もの【山姥物】
歌舞伎舞踊の一系統。能「山姥」、およびそれに基づく近松門左衛門の浄瑠璃「嫗(こもち)山姥」によったもの。常磐津(ときわず)・富本・清元など数多くあるが、常磐津「薪荷雪間市川(たきぎおうゆきまのい...
やり‐が‐たけ【鑓ヶ岳】
長野・富山県境、飛騨山脈北部にある山。白馬岳の南にあり、標高2903メートル。白馬三山の一。白馬鑓(しろうまやり)。
ゆう【裕】
[常用漢字] [音]ユウ(慣) 豊かでゆとりがある。「裕福/富裕・余裕」 [名のり]すけ・ひろ・ひろし・まさ・みち・やす・ゆたか
ゆうきはくまくがた‐たいようでんち【有機薄膜型太陽電池】
導電性高分子やフラーレンなどの有機半導体の薄膜を利用した太陽電池。プラスチックフィルムなどへの塗布が容易なため、軽量かつ柔軟性に富む大面積の太陽電池を安価に製造できるという利点をもつ。エネルギー...
ゆう‐きょう【勇侠】
勇気があって男気に富むこと。
ゆうぎり【夕霧】
源氏物語第39巻の巻名。光源氏50歳。夕霧の柏木未亡人に対する不首尾に終わった恋を描く。 源氏物語の登場人物。光源氏と葵の上との子。左大臣となる。雲井の雁(かり)の夫。 [1654〜167...
ゆうしょく‐こうぶつ【有色鉱物】
黒・緑・褐色などの色をもつ造岩鉱物。橄欖石(かんらんせき)、輝石、角閃石(かくせんせき)など、鉄やマグネシウムに富む鉱物をさす。苦鉄質鉱物。⇔無色鉱物。
ゆうばり‐さんち【夕張山地】
北海道中部を南北に連なる山地。最高峰は芦別岳で標高1726メートル。東側に富良野(ふらの)盆地を臨む。