ながし‐ばこ【流し箱】
寒天などを流しこんで固める箱形の器具。
なし‐かん【梨羹】
ナシの実をすりおろして漉(こ)した汁に、寒天・砂糖などを加えて流し固めた菓子。
ナタ‐デ‐ココ【(スペイン)nata de coco】
ココナツミルクに酢酸菌を加え、発酵させた食品。寒天に似るが独特の歯ごたえがあり、デザートなどに用いられる。
に‐こごり【煮凝り/煮凍り】
魚などの煮汁が、冷えて固まったもの。また、魚などを柔らかく煮て、煮汁ごとゼラチン・寒天などで固めた料理。《季 冬》「—に哀しき債(おひめ)おもふかな/万太郎」
ねり‐ようかん【練(り)羊羹/煉り羊羹】
寒天に水・砂糖を加えて煮立て、こし餡(あん)を練りまぜながら煮詰めて、型に流し込んで作った羊羹。
ねんじゅ‐も【念珠藻】
ネンジュモ科の藍藻(らんそう)の総称。約1ミリの細胞が糸状につながって寒天質に包まれ、数珠(じゅず)を思わせる。淡水中に生育するものが多く、カワゴロモなど食用とされるものもある。じゅずも。
のし‐うめ【熨斗梅/熨梅】
菓子の一。熟した梅の実をすりつぶし、寒天・砂糖を加えてゼリー状に固め、竹の皮に挟んだもの。山形・水戸などの名産。
はっきん‐じ【白金耳】
白金製の針金に柄を付けたもの。先端は直径3ミリメートル程度のループ状になっており、微生物などを含む液体を寒天培地に塗布する場合に用いられる。白金製のほか、廉価なニクロム製のものがあり、いずれも火...
パンドリナ【(ラテン)Pandorina】
淡水産の動物プランクトン。球状の寒天質の膜の中に8または16個の細胞が密集する。各細胞は2本の鞭毛(べんもう)を持つ。
ヒドロゲル【hydrogel】
《「ハイドロゲル」とも》水を媒体とするゲルの総称。寒天やゼラチンのゼリーなどがある。