しょ‐かん【暑寒】
暑さと寒さ。寒暑。
しんぼう‐しかん【唇亡歯寒】
⇒唇亡びて歯寒し
たい‐かん【耐寒】
寒さに耐えること。「—訓練」
だい‐かん【大寒】
二十四節気の一。1月20日ごろ。このころ、寒さが一年のうちで最も厳しい。《季 冬》「—といふ壁に突きあたりたる/万太郎」→小寒
つゆ‐さむ【露寒】
《「つゆざむ」とも》晩秋の、露が霜に変わるころの寒さ。《季 秋》「—の情くれなゐに千草かな/蛇笏」
つゆ‐ざむ【梅雨寒】
梅雨時に訪れる季節はずれの寒さ。《季 夏》「うとましや声高妻も—も/万太郎」
とう‐かん【凍寒】
凍りつくような、厳しい寒さ。
はだ‐さむ【肌寒/膚寒】
秋が深くなって、肌に寒さを感じること。《季 秋》
はる‐さむ【春寒】
立春を過ぎてぶり返す寒さ。しゅんかん。《季 春》「—やお滝様とて竹の奥/茅舎」
ひ‐かん【避寒】
[名](スル)冬の寒さを避けるために、一時暖かい土地へ移ること。《季 冬》「あをうみの暁はやき—かな/草城」