ぐう【寓】
1 仮の住まい。寓居。「中島叔母の—は」〈蘆花・思出の記〉 2 自分の住まいをへりくだっていう語。「田中—」
ぐう【寓】
[人名用漢字] [音]グウ(慣) 1 一時的に別の所に身を寄せる。仮住まい。「寓居/仮寓・寄寓・流寓」 2 他の物を利用して気持ちを託する。「寓意・寓言・寓話」 3 目をとめる。「寓目」 [名の...
ぐう‐い【寓意】
ある意味を、直接には表さず、別の物事に託して表すこと。また、その意味。「—を含んだ絵」
ぐうい‐しょうせつ【寓意小説】
物語に、ある教訓や意見を仮託した小説。
ぐう‐きょ【寓居】
[名](スル) 1 一時的に身を寄せること。また、その住まい。仮住まい。仮寓。「其お寺と親類で、其処に—して居るのを幸いに」〈福沢・福翁自伝〉 2 自分の家をへりくだっていう語。
ぐう‐げん【寓言】
他の物事にことよせて意見や教訓を述べた言葉。たとえ話。
ぐうげん‐ほう【寓言法】
修辞法の一。言おうとすることを、比喩によって暗に悟らせる手法。
ぐう‐しゃ【寓舎】
仮住まい。仮寓。また、宿屋。
ぐう‐しゅう【寓宗】
仏語。独立しておらず他宗に付属している宗旨。法相(ほっそう)宗に付属した倶舎(くしゃ)宗、三論宗に付属した成実(じょうじつ)宗など。
ぐう‐しょ【寓所】
仮に住む所。仮住まい。仮寓。