ねざめのとこ【寝覚の床】
長野県南西部の木曽川の景勝地。木曽郡上松(あげまつ)町にある。浸食によって花崗岩が柱状節理の絶壁となり、多数の甌穴(おうけつ)もある。
ね‐しずま・る【寝静まる】
[動ラ五(四)]夜が更け、人々が皆寝てしまってあたりがしんと静かになる。「街が—・る」
ね‐しな【寝しな】
《「しな」は、…するときの意の接尾語》寝ようとするとき。また、眠りについたばかりのころ。ねぎわ。「—に電話が鳴る」
ね‐しゃか【寝釈迦】
《「ねじゃか」とも》釈迦入滅のときの寝姿をかたどった像。涅槃(ねはん)像。寝仏(ねぼとけ)。《季 春》「小うるさい花が咲くとて—かな/一茶」
ねしゃかぶつ‐じいん【寝釈迦仏寺院】
⇒ワットチャヤマンカララーム
ね‐しょうがつ【寝正月】
どこにも出かけず正月を家でゆっくり寝て過ごすこと。また、病気で正月を寝て過ごす場合、縁起をかついでいう。《季 新年》「次の間に妻の客あり—/草城」
ね‐しょうべん【寝小便】
睡眠中に無意識にする小便。夜尿。おねしょ。
ね‐じき【寝敷(き)】
[名](スル)「寝押し」に同じ。
ね‐じたく【寝支度】
寝るための用意。寝る準備をすること。「—を調える」
ね‐じに【寝死に】
眠っているうちに死ぬこと。「その夜の宿にして—に死にけり」〈今昔・二七・四五〉