ね‐そ・む【寝初む】
[動マ下二]男女が初めて共寝をする。「そき板もち葺(ふ)ける板目のあはざらばいかにせむとか我が—・めけむ」〈万・二六五〇〉
ね‐ぞう【寝相】
眠っているときのかっこう。ねざま。ねずまい。「—が悪い」
寝(ね)た牛(うし)に芥(あくた)掛(か)くる
悪事をした罪を無関係の人に着せることのたとえ。
ねた‐きり【寝た切り】
横になったまま起きられないこと。「—の病人」
寝(ね)た子(こ)を起(お)こす
静かに収まっている物事によけいな手出しをして、問題を起こすことのたとえ。
ねた‐ば【寝刃】
刀剣の、切れ味の鈍くなった刃。「—を研ぐ」
ね‐タバコ【寝タバコ】
寝床の中でタバコを吸うこと。また、そのタバコ。
寝刃(ねたば)を合(あ)わ・す
《寝刃は切れ味の鈍くなった刃》刀剣の刃を研ぐ。転じて、こっそり悪事をたくらむ。
ね‐だい【寝台】
寝床にする台。ベッド。しんだい。
ね‐だめ【寝溜め】
[名](スル)睡眠不足を予測して、あらかじめ十分に寝ておくこと。「休日に—する」