よ‐はだ【夜肌】
夜の肌。夜、肌に感じること。「一人寝の—の寒さ知りそめて昔の人も今ぞ恋しき」〈古今六帖・五〉
よばい【夜這い/婚い】
《「呼ばう」の連用形から》 1 夜、恋人のもとへ忍んで通うこと。特に、男が女の寝所に忍び入って情を通じること。 2 結婚を求めて言い寄ること。求婚すること。「—にあり通はせ」〈記・上・歌謡〉
よ‐ばり【夜尿】
《「ゆばり」の音変化》寝小便。〈日葡〉
よび‐おこ・す【呼(び)起(こ)す/喚び起(こ)す】
[動サ五(四)] 1 眠っている人に声をかけて目を覚まさせる。「寝入り端(ばな)を—・される」 2 うちにひそんでいたものを表に出させる。忘れていたことを思い出させる。「古い記憶を—・す」「感動...
よ‐ぶすま【夜衾】
夜具。寝具。
よみ‐さ・す【読み止す】
[動サ五(四)]読むのを途中でやめる。「本を—・して寝る」
よもぎ‐の‐まろね【蓬の丸寝】
荒れた宿にごろ寝をすること。「かかる—にならひ給はぬ心地も」〈源・東屋〉
よ‐ら【夜ら】
《「ら」は接尾語》よ。よる。「思ひつつわが寝(ぬ)る—を数(よ)みもあへむかも」〈万・三二七四〉
より
[格助]名詞、活用語の連体形、副詞、一部の助詞などに付く。 1 比較の標準・基準を表す。「思った—若い」「以前—腕があがった」「おなじ程、それ—下﨟(げらふ)の更衣たちは、まして安からず」〈源・...
より‐ふ・す【寄り臥す】
[動サ四]物に寄り添ってふす。もたれかかって寝る。「あくびおのれうちして—・しぬる」〈枕・二五〉