ね‐どこ【寝所】
寝るための場所。寝所(しんじょ)。
ね‐どころ【寝所】
1 寝る場所。「今夜の—を定める」 2 ねぐら。巣。「烏の—へ行くとて」〈枕・一〉
ね‐なお・す【寝直す】
[動サ五(四)]目を覚ましたり起き上がったりした後に、もう一度寝る。「目覚ましを止めて—・す」
ね‐のび【寝伸び】
寝ながら手足を伸ばすこと。「—をするやうに、うちうむめて(=ウメイテ)足をはさみければ」〈今昔・二三・一九〉
ね‐は・れる【寝腫れる】
[動ラ下一][文]ねは・る[ラ下二]寝たために顔などがはれぼったくなる。「指先でその—・れた眼を擦って」〈近松秋江・疑惑〉
ねはん‐ぞう【涅槃像】
釈迦入滅の姿を描いた絵や彫像。寝釈迦。《季 春》
ね‐ばな【寝端】
寝ついたばかりのころ。寝入りばな。「—を電話で起こされる」
ね‐ばれ【寝腫れ】
寝はれること。「—のした顔」
ねびえ‐しらず【寝冷え知らず】
子供が寝冷えしないように仕立てられた衣類。ひし形の布で胸や腹部をおおうものなど。《季 夏》
ね‐びき【根引き/根曳き】
[名](スル) 1 草木などを根のついたまま引き抜くこと。ねこぎ。 2 遊女や芸者などの身代金を代わりに払って請け出すこと。身請け。落籍。「—されしは嬉(うれし)いようなものの」〈露伴・寝耳鉄砲〉