すん‐だん【寸断】
[名](スル)長く続いているものをきれぎれに切ること。ずたずたに切ること。「台風で国道が—される」
すん‐ち【寸地】
「寸土(すんど)」に同じ。
すん‐ちょ【寸楮】
《「楮」は紙の意》短い手紙。また、自分の手紙をへりくだっていう語。寸簡。寸書。
すん‐づまり【寸詰(ま)り】
[名・形動]長さが足りないこと。横の長さに比べて縦の長さが短いこと。また、そのものやそのようなさま。「—な(の)上着」
すん‐てつ【寸鉄】
1 小さな刃物。「身に—も帯びず敵中に入る」 2 人の急所をつくような、短くて、深い意味をもつ言葉。「—人を刺す」
寸鉄(すんてつ)人(ひと)を殺(ころ)す
《「鶴林玉露」地集一から》短い刃物で人を刺し殺すの意。短く鋭い言葉で人の急所をつくたとえ。寸鉄人を刺す。
寸鉄(すんてつ)人(ひと)を刺(さ)す
「寸鉄人を殺す」に同じ。
すんとり‐むし【寸取虫】
尺取虫(しゃくとりむし)の別名。
すん‐ど【寸土】
わずかな土地。尺地(せきち)。寸地。
すん‐どめ【寸止め】
空手・剣道などの競技で、拳・足や木刀などを使った強烈で有効な打撃を相手の体に打ち込む寸前で止めること。