にっしん‐しゅうこうじょうき【日清修好条規】
明治4年(1871)日本と清国とが自主的に締結した最初の条約。領事裁判権と協定関税率を相互に承認し、最恵国条款を欠くなど変則的な対等条約であった。
ネルチンスク‐じょうやく【ネルチンスク条約】
1689年、ネルチンスクで、ロシアと清国との間で結ばれた条約。アルグン川と外興安嶺を境とする両国国境の画定をはじめ、通商規定や逃亡者の引き渡しなどを内容とする。清国がヨーロッパ諸国と結んだ最初の...
膝(ひざ)を組(く)・む
1 あぐらを組む。「—・んで車座になる」 2 同席する。対等に交際する。膝を交える。「ただ上意をおもくして、肩をならべ—・む次第なれば」〈曽我・四〉
ひょうじゅん‐こうげん【標準光源】
1 物体の色を測定するために指定された光を照射する人工光源。CIE(国際照明委員会)により、相対的な分光分布を定めた標準イルミナント(標準の光)AおよびD65を照射する具体的な光源として、A光源...
ひら‐て【平手】
1 開いた手のひら。「—でほおを打つ」 2 将棋で、すべての駒を用いて、双方が対等の条件で勝負すること。対馬(たいま)。→駒落ち
ピア‐カウンセリング【peer counseling】
《ピア(peer)は、仲間・同輩・対等者の意》同じような立場・境遇にある人同士が、対等な立場で悩みや不安を話し、共感的に聞き合いながら、解決策を見出していくこと。→カウンセリング →ピアサポート
ピア‐サポーター【peer supporter】
《ピア(peer)は、仲間・同輩・対等者の意》同じ課題・境遇を持つ人が支え合うピアサポート活動において、自らの経験をもとに、同じ立場にある他の参加者を支援する役割を担う人。
ピア‐サポート【peer support】
《ピア(peer)は、仲間・同輩・対等者の意》同じ課題や境遇を持つ人が、互いに支え合い、助け合うこと。→ピアカウンセリング [補説]体験を語り合い、感情を共有することで、安心感や自己肯定感を得な...
フェア‐ツーリズム【fair tourism】
観光地のあり方について、観光客の需要のみを重視するのではなく、観光地の環境・文化に配慮し、観光客と観光地の人々との間に対等で公正な関係が築くことによって、持続可能な観光を目指すという考え方。→グ...
ふくごう‐こっか【複合国家】
複数の国家が結合して、国際的に一国と見なされるような国家形態。対等の結合関係に立つ連邦・国家連合・物上連合などと、宗主国と保護国のように支配・従属関係に立つものとがある。複合国。⇔単一国家。