いかく‐しゃげき【威嚇射撃】
威力を示し、相手を恐れさせるためにする射撃。標的そのものをねらわず、周囲などを撃って威嚇すること。
いたく‐しゃげき【依託射撃】
正確に照準を定めるために、樹木など支えとなるものに銃をもたせかけて行う射撃。
えんご‐しゃげき【掩護射撃】
[名](スル)敵の攻撃から味方を守るために、側面や後方から射撃を行うこと。また、その射撃。転じて、関係のある人などの立場をかばうため、発言したり行動したりすること。 [補説]「援護射撃」とも書く。
かんせつ‐しゃげき【間接射撃】
障害物があって、目標物に直接に火砲の照準を合わせることができない場合、観測員からの指示に従って照準を合わせて砲撃すること。
かんぽう‐しゃげき【艦砲射撃】
軍艦からの砲撃。
きがい‐しゃげき【危害射撃】
日本への武力攻撃事態で、敵国または第三国の船が臨検に応じないとき、船体に向けて行う射撃。→警告射撃 [補説]平成13年(2001)奄美大島沖で不審船を見つけた際に海上保安庁が初の危害射撃を実施し...
きょうさく‐しゃげき【狭窄射撃】
狭い場所で特別の実包を用いてする射撃。
クレー‐しゃげき【クレー射撃】
皿状の標的を空中に飛ばして散弾銃で撃つ射撃競技。破砕された標的の数で勝負を競う。クレー。 [補説]種目に、トラップやスキートなどがある。
けいこく‐しゃげき【警告射撃】
領空・領海侵犯の際に、警告のために目標の近辺に向けて行う射撃。→危害射撃
しきんきょり‐しゃげき【至近距離射撃】
至近距離で敵と遭遇した場合に行う射撃。目標を迅速かつ正確に識別し射撃する技術が要求される。