そん‐ぱい【尊拝】
とうとびおがむこと。「日本国民の霊場として—する芝の山内に」〈福沢・福翁自伝〉
そん‐ぴ【尊卑】
身分などが尊いことと卑しいこと。貴賤(きせん)。「—貴賤の別なく」
そん‐ぴつ【尊筆】
他人を敬って、その筆跡や手紙をいう語。
そんぴぶんみゃく【尊卑分脈】
南北朝時代の系図。洞院公定(とういんきんさだ)ら洞院家の人々の編。後人の加除訂正のため、異本ごとに巻数・配列が異なる。源・平・藤・橘など諸氏の系図を集大成したもの。諸家大系図。
そん‐ぷ【尊父】
他人の父を敬っていう語。 [補説]「尊父」「母堂」「芳名」「老公」などの語頭に「ご(御)」を付けるのは敬意の重複になるが、書き言葉では多く使われる。
そん‐ぼ【尊母】
他人の母を敬っていう語。
そん‐ぼく【尊墨】
他人を敬って、その筆跡や手紙をいう語。〈日葡〉
そん‐ぽう【尊奉】
[名](スル)とうとび、つかえること。あがめ、したがうこと。「必ず—す可き天地自然の一大定規あるを」〈馬場辰猪・天賦人権論〉
そん‐めい【尊名】
1 他人を敬って、その氏名をいう語。お名前。芳名。「御—はかねてより伺っておりました」 2 尊い名誉。
そん‐めい【尊命】
他人を敬って、その命令をいう語。ご命令。