うつくしいむら【美しい村】
堀辰雄の小説。昭和8年(1933)から昭和9年(1934)にかけて新聞や雑誌に発表した作品をとりまとめ、昭和9年(1934)に刊行。軽井沢の自然を背景に、精神の危機から脱出していく小説家「私」の...
うれっ‐こ【売れっ子】
非常に人気があってもてはやされている人。はやりっこ。「—の小説家」
う・れる【売れる】
[動ラ下一][文]う・る[ラ下二] 1 商品などが買われる。「高値で—・れる」「よく—・れる新製品」 2 世間に知られる。有名になる。「業界で顔が—・れている」 3 人気があって、もてはやされる...
エトルタ【Étretat】
フランス北西部、ノルマンディー地方、セーヌ‐マリチーム県、ルアーブル近郊にあるイギリス海峡に臨む町。画家クールベやモネにより描かれた断崖の景観で知られるほか、推理小説家モーリス=ルブランの邸宅が...
エミールとたんていたち【エミールと探偵たち】
《原題、(ドイツ)Emil und die Detektive》ドイツの詩人・小説家、ケストナーによる児童文学作品。1929年刊行。ノイシュタットからベルリンの祖母の家を訪ねる途中の列車で金をす...
エリアスポルトル【(イタリア)Elias Portolu】
イタリアの女流小説家、デレッダの小説。1903年刊行。
エル‐ウー‐エル【R.U.R.】
《原題、(チェコ)Rossumovi univerzální roboti》チェコの劇作家・小説家、チャペックによる戯曲「ロッサム万能ロボット会社」の略称。1920年刊行、翌1921年初演。同戯...
エンリコよんせい【エンリコ四世】
《原題、(イタリア)Enrico IV》イタリアの劇作家・小説家、ピランデッロの戯曲。1922年、ミラノにて初演。自身を神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世だと思いこんでいる男の狂気を描く。ヘンリー4世。
おうごん‐こみち【黄金小道】
《Zlatá ulička》チェコの首都プラハのプラハ城内にある細い石畳の小道。名称は神聖ローマ皇帝ルドルフ2世が錬金術師を集めて住まわせたという伝説にちなむとされる。小説家フランツ=カフカの仕...
おうとう‐き【桜桃忌】
昭和23年(1948)6月、39歳で愛人と入水自殺した小説家、太宰治の忌日。遺体が発見された6月19日を命日とし、墓のある東京都三鷹市の禅林寺で法要が行われる。作品「桜桃」による命名。《季 夏》...