こ‐ぎく【小菊】
1 観賞用に栽培される花の小さい菊。《季 秋》 2 薄手で小判の和紙。懐紙としてのほか、茶の湯の釜敷(かましき)や鼻紙などに利用される。
こ‐ぎたな・い【小汚い】
[形][文]こぎたな・し[ク]どことなくきたない。うすよごれている。転じて、卑劣である。薄汚い。「—・いかっこう」「—・いやり方」⇔小綺麗(こぎれい)。 [派生]こぎたなさ[名]
こ‐ぎって【小切手】
銀行に当座預金をしている者が、支払人である銀行にあてて、一定の金額の支払いを委託する一覧払いの有価証券。現金に代わる支払い手段として利用される。
こぎって‐ちょう【小切手帳】
小切手用紙をつづり合わせた帳面。
こ‐ぎつね【小狐/子狐】
小さいキツネ。また、キツネの子。
こぎつね‐ざ【小狐座】
北天の小星座。白鳥座の南にあり、9月下旬の午後8時ごろ南中する。学名 (ラテン)Vulpecula
こぎつね‐まる【小狐丸】
三条小鍛冶宗近が、一条天皇の命で作ったとされる、伝説上の名刀。伏見稲荷の神霊が助力し「小狐」の銘を打ったという。小狐の太刀。
こぎつねれいざ【小狐礼三】
歌舞伎狂言「小春穏沖津白浪(こはるなぎおきつしらなみ)」の通称。
こ‐ぎてん【小機転/小気転】
《「こきてん」とも》ちょっとした機転。目先の機転。「容貌も醜からず—も利きそうな女」〈露伴・いさなとり〉
こ‐ぎみ【小君/子君】
平安時代、貴族の年少者に対する愛称。「—召したれば、参る、とて」〈源・帚木〉