こ‐べしみ【小癋見】
能面の一。癋見の一種。地獄の鬼神を表し、「鵜飼」「野守」などの後ジテに用いる。
こ‐べや【小部屋】
小さな部屋。せまい部屋。
こ‐べり【小縁】
1 小舟の舷の上縁に保護材として張った板。 2 布のへり。継ぎ目。
こ‐ほう【小袍】
袖が一幅(ひとの)で、端袖(はたそで)をつけない袍。貴人の元服・結髪に奉仕する者が、常の装束の上に着た。
こ‐ほん【小本】
《「こぼん」とも》 1 小形の本。 2 半紙四つ折りの大きさの本。また、特に洒落本のこと。
こ‐ぼうし【小法師】
1 年若い僧。 2 中世・近世、御所に出入りし、掃除などをした身分の低い者。
こ‐ぼうしょ【小奉書】
小さい判の奉書紙。
こ‐ぼうず【小坊主】
1 修行中の年少の僧。 2 少年を、親しんで、また、あなどっていう語。
こ‐ぼとけ【小仏】
1 小さい仏像。 2 「かごめかごめ」に似た子供の遊び。「まわりのまわりの小仏、なぜ背が低いな」などと歌う。まわりまわりの小仏。中の中の小仏。
こぼとけ‐とうげ【小仏峠】
東京都八王子市と神奈川県相模原市との境にある峠。甲州街道の要道で、麓に小仏関があった。標高548メートル。