まな‐ばしら【鶺鴒】
セキレイの古名。「ももしきの大宮人はうづらとり領巾(ひれ)取り掛けて—尾行き合へ」〈記・下・歌謡〉
マヌル‐ねこ【マヌル猫】
《マヌルはモンゴル語で「小さな山猫」の意》ネコ科の哺乳類。体長50〜65センチ、尾長20〜25センチ。体毛は長く密で黄灰色、頭部などに黒斑がある。耳は小さめで、やや低い位置につく。モンゴル・チベ...
まね・し【多し】
[形ク]数が多い。たび重なるさま。「矢形尾の鷹を手にすゑ三島野に狩らぬ日—・く月そ経にける」〈万・四〇一二〉
まの‐の‐いりえ【真野の入江】
滋賀県大津市堅田町真野の、真野川が琵琶湖に注ぐ所にあった入り江。[歌枕]「鶉(うづら)鳴く—の浜風に尾花なみよる秋の夕暮」〈金葉・秋〉
ま‐ぼや【真海鞘】
尾索類のホヤの一種。体は卵形で、体長約15センチ、赤橙色。表面は円錐状の突起で覆われ、下端の突起で岩などに付着する。北海道南部から南に分布。食用とし、三陸沿岸では養殖もされる。
ま‐むき【真向き】
1 まっすぐに向かうこと。真正面。まむかい。「ある距離から妻と—に立ちました」〈志賀・范の犯罪〉 2 正しい方向に向くこと。また、その向き。「船は—になって水の面に浮かび出た」〈有島・生れ出づる...
まり【余り】
[接尾]「あまり2」に同じ。「七つぎの御代にまわへる百箇(ももち)—十の翁の舞奉る」〈続後紀〉
まろ【麻呂/麿】
[代]一人称の人代名詞。平安時代以降に用いられた語。「—この歌の返しせむ」〈土佐〉
[接尾] 1 名詞や形容詞の語幹、その他の語に付いて、男子の名を構成するのに用いる。「人—」「清—」 2 ...
マンクス【Manx】
家猫の一品種。英国マン島の原産で、尾を欠き、後ろ足が長いためウサギが跳ねるような歩き方をする。毛は短い。
マングース【mongoose】
ジャコウネコ科の哺乳類のうち、小形の一群の総称。アフリカ・インド・東南アジアに分布し、ネコイタチともいう。ふつうはインドマングースをさし、体長約45センチ、尾も同じくらい長く、灰褐色。インドから...