いいだしっ‐ぺ【言(い)出しっ屁】
《最初に臭いと言い出した者が、おならをした当人だという意から》 1 自分の無実・潔白などを最初に言い出した者が犯人であること。また、その者。 2 物事を最初に言い出した人。「まず—の君が交渉にあ...
いいだし‐べ【言(い)出し屁】
「いいだしっぺ」に同じ。「いや、今夜は、ぼくが—だから、ぼくが払う」〈山本有三・生きとし生けるもの〉
鼬(いたち)の最後(さいご)っ屁(ぺ)
《イタチが窮したときに悪臭を放って敵をひるませるところから》困ったときに非常手段に訴えること。
河童(かっぱ)の屁(へ)
容易で何でもないこと、取るに足りないことのたとえ。水中の屁は勢いがないところからという。屁の河童。
さいごっ‐ぺ【最後っ屁】
1 イタチが、追いつめられたとき、敵を追い払うために尻から放つ悪臭。 2 せっぱつまったとき、苦し紛れに思いつく手段。窮余の一策。最後の手段。
さいご‐べ【最後屁】
「最後っ屁」に同じ。
すかしっぺ【透かしっ屁】
「すかしべ」に同じ。
すかし‐べ【透かし屁】
音がしない放屁。すかしっぺ。
にぎり‐べ【握り屁】
放屁(ほうひ)して、臭気を手のひらで握るようにすること。また、その屁。にぎりっぺ。
ひ【屁】
[音]ヒ(呉)(漢) [訓]へ おなら。へ。「放屁」