くびふり‐しばい【首振り芝居】
京坂で起こった歌舞伎の一様式。義太夫狂言を、せりふを言わず、浄瑠璃に合わせて身振りだけで演じるもの。天明(1781〜1789)ごろから明治期まで、主にちんこ芝居で行われた。身振り狂言。
くも‐い【雲居/雲井】
《「居」はすわるの意。「井」は当て字》 1 雲のある場所。雲のたなびいている所。大空。「みずからを—のひばりに比べ」〈倉田・愛と認識との出発〉 2 雲。「はしけやし我家(わぎへ)の方よ—立ち来(...
くろき‐の‐とりい【黒木の鳥居】
皮つきの丸太で造った鳥居。最も古い形式で、2本の柱と笠木および貫(ぬき)からなる。黒木鳥居。
ぐう‐きょ【寓居】
[名](スル) 1 一時的に身を寄せること。また、その住まい。仮住まい。仮寓。「其お寺と親類で、其処に—して居るのを幸いに」〈福沢・福翁自伝〉 2 自分の家をへりくだっていう語。
ぐん‐きょ【群居】
[名](スル)群れをなしていること。また、群がり住むこと。「ウミウが—する島」
け‐い【褻居】
ふだんいる部屋。居間。「敦光朝臣酒を愛するの間、たえず酒を—の棚に置く」〈古事談〉
けっ‐きょ【穴居】
[名](スル)ほらあなに住むこと。また、その住居。旧石器時代以来の原始的な居住形式。
げ‐あんご【夏安居】
仏語。僧が、夏(げ)の期間、外出せずに一所にこもって修行をすること。夏籠もり。夏行(げぎょう)。《季 夏》→安居
こ【去/巨/居/拠/炬/虚】
〈去〉⇒きょ 〈巨〉⇒きょ 〈居〉⇒きょ 〈拠〉⇒きょ 〈炬〉⇒きょ 〈虚〉⇒きょ
こう‐きょ【広居】
1 広々としたすまい。 2 心を広く保つ意から、仁の道をたとえていう語。