そば‐や【蕎麦屋】
そばやうどんなどを食べさせる店。また、それを業とする人。
そま‐ごや【杣小屋】
杣人(そまびと)の小屋。きこり小屋。
そめ‐や【染(め)屋】
染め物を職業とする家。また、その人。染物師。
それ‐や【其れ屋】
水商売の店。特に、遊女屋。それやど。「さすが—の女房とて」〈浄・重井筒〉
そんりょう‐や【損料屋】
料金を取って衣服・夜具・器具などを貸す店。また、その職業。
ぞっき‐や【ぞっき屋】
ぞっき本を売る店。 [補説]「ぞっき2」の意からとも、「そぎや(殺屋)」の音変化とも。
たい‐の‐や【対の屋】
寝殿造りで、主人の起居する寝殿に対して東・西や北につくった別棟の建物。妻や子女が住み、透渡殿(すきわたどの)や渡殿で寝殿と結ばれる。
たかしま‐や【高島屋】
歌舞伎俳優市川左団次・小団次、およびその一門の屋号。
たけ‐や【竹屋】
1 竹を売る店、または売る人。 2 竹でつくった粗末な家。
たこ‐べや【蛸部屋】
第二次大戦前に、北海道・樺太の炭鉱などでみられた労働者の宿舎。過酷な労働を強い、ここに入ると蛸壺(たこつぼ)の蛸のように出られなくなるところからいう。→飯場(はんば)制度