なごや【名古屋】
姓氏の一。 [補説]「名古屋」姓の人物名古屋玄医(なごやげんい)名古屋山三(なごやさんざ)
なごや【名護屋】
佐賀県唐津市の地名。壱岐(いき)水道に面し、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に本拠とした名護屋城跡ならびに陣跡がある。
なだ‐の‐しおや【灘の塩屋】
摂津国灘のあたりで塩をつくる家。「いまさらに住みうしとてもいかならむ—の夕暮の空」〈新古今・雑中〉
ななつ‐や【七つ屋】
《「七(しち)」が「質(しち)」と同音であるところから》質屋のこと。「年の暮れに—の蔵へ行くことなどを」〈藤村・家〉
なめくじながや【なめくじ長屋】
都筑道夫による、時代ものの推理小説シリーズ。江戸神田橋本町の貧乏長屋、通称なめくじ長屋の住人たちが、さまざまな事件を解決していく異色の捕物帳。第1作「血みどろ砂絵なめくじ長屋捕物さわぎ」は昭和4...
な‐や【納屋】
1 屋外に建てられた物を納めておく小屋。 2 漁業地で、若者を起居させる網元の小部屋。 3 室町時代、海産物を保管するため港町の海浜に設けた倉庫。 4 江戸時代、河岸(かし)に建てられていた商品倉庫。
なりこま‐や【成駒屋】
歌舞伎俳優中村歌右衛門・中村鴈治郎(がんじろう)、およびその一門の屋号。
なりた‐や【成田屋】
歌舞伎俳優市川団十郎、およびその一門の屋号。初世団十郎が成田不動を信仰したことによるという。
なんでも‐や【何でも屋】
1 日用雑貨の類をひととおり売っている店。よろずや。 2 何でも引き受ける人。また、何をしてもひととおりできる人。
にい‐や【新家/新屋】
1 新しく建てた家。しんや。 2 本家から独立して築いた家。分家。