にうり‐ざかや【煮売り酒屋】
煮売りを兼業した居酒屋。一膳飯(いちぜんめし)と酒を供する店。
にうり‐ぢゃや【煮売り茶屋】
宿場などで、煮売りを兼業とした茶屋。
にかい‐や【二階屋/二階家】
2階建ての家。
にぎり‐や【握り屋】
金銭をためこむばかりで出し惜しむ人。
にく‐や【肉屋】
肉を売る店。肉店。
にじゅうよくみ‐どいや【二十四組問屋】
江戸時代、大坂の江戸積問屋の仲間。17世紀末に成立。当初10組、のち24組。同じころ成立した江戸の十組問屋(とくみどいや)と結んで、大坂から江戸へ積み出す荷物を独占的に取り扱った。
にない‐ぢゃや【担ひ茶屋】
中世から江戸末期まで、茶道具一式を振り分けにかつぎ歩き、客の求めに応じて茶を立てた行商人。また、その茶道具。一服1銭。「—しほらしくこしらへ」〈浮・永代蔵・四〉
ぬし‐や【塗師屋】
漆器を製作・販売する人。また、その家。
ぬり‐や【塗(り)屋/塗(り)家】
外壁を土・モルタル・漆喰(しっくい)などで厚く塗った建物。
ね‐ごや【根小屋】
《「ねこや」とも》館(やかた)や城のある山のふもとの集落。「居館の小城へ押し寄せ、—まで焼き候へども」〈甲陽軍鑑・二三〉