ひゃっけん‐ながや【百間長屋】
何軒も長く棟が続いている長屋。
ひ‐や【火屋】
火葬場。焼き場。「かはらやに—といふものつくるを見て」〈和泉式部集・上・詞書〉
ひら‐や【平屋/平家】
1階建ての家屋。
ひろい‐や【拾い屋】
「屑(くず)拾い」に同じ。
ひろめ‐や【広め屋】
宣伝を業とする人。ちんどん屋。
ひわだ‐や【檜皮屋】
檜(ひのき)の皮で屋根を葺いた家。「十一軒—あり」〈宇津保・国譲上〉
ふせ‐や【伏せ屋】
屋根の低い小さい家。みすぼらしい家。「心あって彼女の—を訪れたかのように」〈中勘助・鳥の物語〉
ふせ‐や【布施屋】
奈良・平安時代、調・庸の運搬夫や旅行者のために駅路につくられた宿泊施設。
ふな‐ごや【船小屋/舟小屋】
「船蔵(ふなぐら)1」に同じ。
ふな‐どいや【船問屋】
江戸時代、各地の港にあって、回漕や積み荷を取り扱うのを業とした問屋。廻船問屋。ふなどんや。