ほったて‐ごや【掘っ建て小屋/掘っ立て小屋】
柱を直接土中に埋めて建てた小屋。また、簡単につくった粗末な家。
ほ‐や【火屋/火舎】
1 ランプやガス灯などの火をおおうガラス製の筒。「—がすすける」 2 香炉や手あぶりなどの上をおおうふた。 3 火葬場。「もう此方も追付け—へ行く体」〈浄・廿四孝〉
ほ‐や【穂屋】
ススキの穂で屋根を葺いた家。「尾花ふく—のめぐりの一村にしばしさとある秋のみさ山」〈玉葉集・雑一〉
ほろ‐がや【母衣蚊帳/幌蚊帳】
竹や針金などを骨にし、ほろのように作った幼児用の小さな蚊帳。《季 夏》「むら雨や—の子に風とどく/一茶」
ほん‐おく【本屋】
主要な建物。母屋(おもや)。
ほん‐や【本屋】
1 書物を売る店。また、その業者。出版社をさすこともある。書店。 2 (「ホン屋」とも書く)映画業界などで、脚本・シナリオを書く人。台本作家。 3 屋敷の中で主となる建物。母屋(おもや)。
ぼう‐おく【茅屋】
1 草ぶきの屋根の家。 2 みすぼらしい家。あばらや。また、自分の家をへりくだっていう語。
ぼり‐や
不当な利益をむさぼる人や店。「金子(かね)と釣替(つりかえ)でなければ議案を通さないという—だから」〈魯庵・社会百面相〉 [補説]「暴利屋」と当てて書く。
ぼろ‐や【襤褸屋】
1 ぼろを売買する職業。また、その店。 2 (「襤褸家」とも書く)老朽化していたんでいる家。
ぼん‐ごや【盆小屋】
盂蘭盆(うらぼん)のとき、竹や麦わらなどでつくって子供たちがこもる小屋。盆のあとで焼く。長崎県、徳島県などで行われていた。