たん‐しょく【貪食】
[名](スル)「どんしょく(貪食)」に同じ。「禿鷲(はげわし)らは…屍骸(しがい)を見つけて—し」〈中勘助・鳥の物語〉
つき‐こ・む【築き込む/築き籠む】
[動マ下二] 1 塀などを築いて囲う。「二条堀川のわたりを四町—・めて」〈狭衣・一〉 2 屍(しかばね)を埋め、塚などを築く。「この道のほとりに—・めて」〈謡・隅田川〉
ネクロフィリア【necrophilia】
死体に性的興奮を感じる異常性欲。死体性愛。屍姦(しかん)症。
はげ‐こう【禿鸛】
コウノトリ科ハゲコウ属の鳥の総称。全長1メートル以上あり、くちばしが大きく、脚が長い。頭・首は皮膚が裸出している。屍肉(しにく)や生きた魚・ネズミなどを食べる。3種が南アジア・アフリカに分布。
はげ‐わし【禿鷲】
タカ科の一群の鳥。全長60〜110センチ。多くは頭部に羽毛がなく裸出している。ユーラシア・アフリカ大陸の温・熱帯地方に14種が分布。屍肉(しにく)を好み、草原の掃除屋として知られる。エジプトハゲ...
プトマイン【(ドイツ)Ptomain】
肉類食品の腐敗によって生じる有毒成分。食中毒の原因物質と考えられていた。屍毒(しどく)。
み‐づ・く【水漬く】
[動カ四]水につかる。水にひたる。「海行かば—・く屍(かばね)」〈万・四〇九四〉
るい‐るい【累累】
[ト・タル][文][形動タリ]積み重なっているさま。また、連なり続くさま。「—と横たわる死屍(しし)」「彼は—たる紅球灯の光を浴びて」〈芥川・開化の殺人〉
ろう【蝋】
[人名用漢字] [音]ロウ(ラフ)(呉)(漢) みつろう。ろう。ワックス。「蝋燭(ろうそく)/鯨蝋・屍蝋(しろう)・封蝋・蜜蝋(みつろう)・木蝋」 [補説]人名用漢字表(戸籍法)の字体は「蠟」。