とそ‐きげん【屠蘇機嫌】
正月の、屠蘇を飲んでちょっと酔った、よい気持ち。
とそ‐さん【屠蘇散】
元旦に服用する延命長寿の漢方薬。山椒(さんしょう)・防風・白朮(びゃくじゅつ)・桔梗(ききょう)・桂皮などを砕いて調合したもの。屠蘇延命散。延命屠蘇散。→屠蘇
とそ‐しゅ【屠蘇酒】
「屠蘇2」に同じ。
とそ‐ぶくろ【屠蘇袋】
屠蘇酒をつくるとき、屠蘇散を入れて酒・みりんに浸す袋。紅絹(もみ)または白絹を三角形に縫って作る。使ったあと、井戸に投げ込む風習があった。
と‐たい【屠体】
屠殺された動物の体。
とたい‐きゅうじ【屠体給餌】
動物園などで飼育している肉食動物に、えさとして、屠殺した家畜や野生動物を、毛皮や骨などが付いたままの状態で与えること。
と‐ちく【屠畜】
[名](スル)食肉用の家畜を殺すこと。
とちく‐じょう【屠畜場】
食肉に供するために、屠畜・解体処理などを行う施設。屠場。
と‐ふく【屠腹】
[名](スル)切腹。割腹(かっぷく)。
と‐りょう【屠竜】
伝説上の動物である竜を殺すこと。実際には益のない行為のたとえ。