あおやぎ‐そう【青柳草】
シュロソウ科の多年草。本州中部以北の山地に自生。高さ50〜90センチ。葉は細長い楕円形。夏、緑色または淡紫色の花が円錐状につく。根茎は有毒。
あおやま‐こうげん【青山高原】
三重県中西部に広がる高原。布引(ぬのびき)山地中にある約16キロメートル続く高原状の準平原をいう。標高600〜800メートル。高原全体に風力発電機が20基ほど建てられ、風力発電施設としては国内最...
あか‐がし【赤樫】
ブナ科の常緑高木。本州中部以南の山地に生える。葉は楕円形。材は赤色で堅く、船具・農具に用いる。かたぎ。おおがし。おおばがし。くまかし。
あか‐しで【赤四手】
カバノキ科の落葉高木。山地に生え、若葉は赤い。材は堅く、家具用。そろのき。しでのき。
あか‐そ【赤麻/赤苧】
イラクサ科の多年草。山地に多く、高さ60〜80センチ。葉は対生で、縁にぎざぎざがあり、先が三つに裂ける。茎は赤みを帯びる。夏、淡黄色の雄花と淡紅色の雌花とを穂状につける。
あか‐はら【赤腹】
1 ヒタキ科ツグミ属の鳥。背は暗緑褐色、腹は橙(だいだい)色。本州中部以北の山地で繁殖し、冬、暖地に移る。《季 夏》「窓近く—鳴けり樅(もみ)の芽に/秋桜子」 2 ウグイの別名。生殖期に腹部が赤...
あかまた‐くろまた
沖縄県八重山地方で、陰暦6月の豊年祭に現れる二神。また、その神を迎える行事。仮面姿の仮装者が家々を訪れ、祝福する。
あか‐やまあり【赤山蟻】
アリの一種。山地に普通にみられ、体は赤っぽい。乾いた草原などに針葉樹の葉を集め、蟻塚を作る。
アガデス【Agadez】
ニジェール中央部の都市。アガデス州の州都。アイール山地南麓のオアシスに位置する。11世紀頃にサハラ交易の中継地として建設された。トゥアレグ族による皮革や銀細工などの工芸品が有名。高さ27メートル...
あき‐あかね【秋茜】
日本で最もよくみられるトンボ。体長約4センチ、黄褐色で、雄は成熟すると赤色になる。初夏に山地へ行き、秋になると平地に群れて帰る。あかとんぼ。《季 秋》