あき‐がわ【秋川】
東京都西部の川。関東山地の三頭山(みとうさん)を源として東流し、あきる野市の南東方で多摩川に合流する。上流部の秋川渓谷は秩父多摩甲斐国立公園に属する。
あき‐ぎり【秋桐】
シソ科の多年草。山地の木陰に生え、高さ20〜50センチ。葉は三角形で、基部は矛(ほこ)形。秋、紅紫色の唇形の花をつける。花が黄色のものはキバナアキギリで、同属別種。
あき‐ちょうじ【秋丁子】
シソ科の多年草。山地の日陰に生え、葉は長楕円形で対生。秋、青紫色の細長い唇形の花を多数つける。
あき‐の‐きりんそう【秋の麒麟草】
キク科の多年草。日当たりのよい山地に生え、高さ30〜80センチ。葉は細長く、先がとがる。夏の終わりから秋にかけて、黄色の小花が穂状に密生。金花。あわだちそう。
あくい‐がわ【鮎喰川】
徳島県中東部を流れる川。吉野川の一支流。剣(つるぎ)山地の川井峠(標高約740メートル)付近に源を発して東北流し、徳島市北部で吉野川に合流する。長さ49キロ。上流は剣山地を蛇行し、中流は渓谷をつ...
あく‐しば【灰汁柴】
ツツジ科の落葉低木。山地に生え、高さ20〜80センチ。枝は緑色で、葉は卵形で柄がない。初夏に淡紅白色の花を下向きにつけ、実は丸く、熟すと赤い。
あけぼの‐つつじ【曙躑躅】
ツツジ科の落葉高木。山地に生え、葉は枝先に5枚輪生し、葉柄にひげ状の毛がある。花は葉の出る前に咲き、淡紅色で上面に黄褐色の斑点がある。
あ‐こうざんたい【亜高山帯】
植物の垂直分布帯の一。高山帯と山地帯との間。本州中部の山岳地方では標高1700〜2500メートルに相当し、シラビソ・コメツガなどの常緑針葉樹が主に生育。
あさ‐がら【麻殻/白辛樹】
エゴノキ科の落葉高木。本州中部以西の山地に自生。葉は広楕円形。初夏、白い花が多数垂れて咲く。実から油をとる。材は軽くて柔らかい。あさぎ。
あさひ‐さんち【朝日山地】
山形・新潟県境一帯を占める山地。主峰は朝日岳。磐梯(ばんだい)朝日国立公園の一部。