はんれい‐がん【斑糲岩】
深成岩の一。完晶質で粗粒の黒っぽい岩石。斜長石・輝石・橄欖石(かんらんせき)からなり、角閃石(かくせんせき)を含むものもある。
ばんじょう‐せつり【板状節理】
岩石中に発達する平らな板のような規則正しい割れ目。火山岩などにみられる。
バーバリ‐シープ【Barbary sheep】
ウシ科の哺乳類。北アフリカの岩石地にすむ野生のヒツジ。肩高約1メートル。大きな角をもち、雄はあごから胸にかけて長毛がある。たてがみひつじ。
パラエコリサイクリング‐システム【パラ・エコ・リサイクリングシステム】
《para-eco-recycling system》ごみを焼却したあとの灰から重金属を取り除き、無害な岩石状のスラグにする処理過程。重金属は資源として再利用され、スラグは建築資材などに使われる。
パラサイト【pallasite】
石鉄隕石の一種。鉄・ニッケル合金中に1センチメートル大のかんらん石の単結晶が散らばったもの。地球の岩石には見られない特異な組織をもつ。
パレネ【Pallene】
土星の第33衛星。2004年に発見。名の由来はギリシャ神話の巨人の娘。直径は4キロに満たない。メトネやアンテと同じく、より小さな岩石とともに弧状の不完全な環を形成して土星を公転している。
ひおうぎ‐がい【檜扇貝】
イタヤガイ科の二枚貝。海底の岩石に足糸(そくし)で固着する。貝殻は円形で、殻長9センチくらい。殻表に太い放射状の肋(ろく)があり、色彩は赤褐・紫・黄・橙色など個体により変化がある。房総半島以南に...
ひょう‐せき【漂石】
氷河に運ばれた岩石が、氷河の解けたあとに残ったもの。迷子石。捨て子石。
ひん‐がん【玢岩】
半深成岩の一。完晶質で斑状組織をもつ細粒の岩石。安山岩とほぼ同じ組成であるが、石基は安山岩よりやや粗粒。
びせいぶつ‐がん【微生物岩】
藻類などの微生物群集が石灰質または珪質の微粒子を取り込むことによって形成された岩石。層状の構造をもつストロマトライトや、小さな塊が集まった構造をもつスロンボライトなどがある。マイクロバイアライト。