かい‐しょう【貝礁】
貝殻が集積して形成される礁。付着する岩礁などがない場合でも、他の貝殻を土台として局所的に個体群を形成する。カキ類・イガイ類の貝礁が知られる。→カキ礁
かい‐ず【海図】
海の深さや岩礁の存在、海底の性質、潮流・航海標識など、海洋の状態を記入した航海者用の地図。総図や、大洋用の航洋図、陸地付近用の航海図、沿岸用の海岸図、港内用の港泊図などがある。水深はふつう最低低...
かいちゅう‐りん【海中林】
海中でコンブ・ワカメなど比較的大きな海藻が密生している所。水深約20メートルくらいまでの岩礁地にみられ、魚介類が豊富。藻場(もば)。
かく‐がん【擱岩】
船舶が岩礁(がんしょう)に乗り上げること。座礁。
かさ‐がい【笠貝】
ツタノハガイ科の巻き貝。潮間帯の岩礁にすむ。貝殻は笠状で、殻径8センチくらい。殻表は放射状の肋(ろく)が走り、淡褐色。小笠原諸島に分布し、天然記念物。また、一般に笠状の殻をもつ貝をいい、ヨメガカ...
かさ‐ご【笠子】
1 フサカサゴ科の海水魚。沿岸岩礁域にすむ。全長約25センチ。体は長卵形。頭が比較的大きく、とげがある。体色は暗褐色から赤色まで変化に富み、体側に複雑な暗色紋がある。卵胎生。冬に美味。あかうお。...
かたち‐づく・る【形作る/容作る】
[動ラ五(四)] 1 形成する。構成する。「岩礁が島を—・る」「性格が—・られる」 2 顔や身なりを整える。化粧や身づくろいをする。「三日月や—・りてかつ寂し/太祇」
かん‐しゅつ【干出】
干潮時に、海苔(のり)養殖の網や岩礁が海水面上に現れ出ること。
かんしゅつ‐がん【干出岩】
岩礁の一つ。満潮時には水没し、干潮時に頂部が水面上に露出する岩。潮の干満によって見え隠れする。
がん【岩】
[音]ガン(呉)(漢) [訓]いわ [学習漢字]2年 〈ガン〉いわ。「岩塩・岩窟(がんくつ)・岩礁・岩石・岩壁/奇岩・巨岩・鑿岩(さくがん)・溶岩・花崗岩(かこうがん)・火成岩」 〈いわ〉「...