いわ‐ね【岩根】
1 岩の根元。 2 どっしりと根を据えた大きな岩。いわがね。いわお。「白雲のたなびく山を—踏み越え隔(へな)りなば」〈万・四〇〇六〉
いわ‐の‐ドーム【岩のドーム】
エルサレム旧市街にあるイスラム様式の神殿。7世紀にウマイヤ朝が建設し、いくたびの改修を経て青色の壁と金色のドーム屋根という現在の形となった。イスラム教のほかキリスト教・ユダヤ教も聖地としている。
いわ‐のぼり【岩登り】
登山で、岩場を登り下りすること。ロッククライミング。
いわ‐のり【岩海苔】
ウシケノリ科アマノリ属の紅藻で、海岸の岩上に生えるものの総称。アサクサノリと同様に佃煮などにする。養殖ノリより色や香りはよいが、堅い。《季 春》
いわ‐はし【岩橋/石橋】
《「いわばし」とも》 1 川の浅瀬に飛び石を並べて、人が踏み渡れるようにしたもの。 2 石でつくった橋。いしばし。 3 天然の、橋のような形をしている岩石。 4 「久米(くめ)の岩橋」に同じ。 ...
いわはし【岩橋】
狂言。和泉流。新妻が一向に被衣(かずき)をとらないので、夫は和歌でほのめかしてとらせようとするが、女は応じない。無理やりにとってみると醜い女なので夫は逃げ出す。
いわはし‐の【岩橋の/石橋の】
[枕]飛び石と飛び石との間という意から「間(ま)」「近し」「遠し」にかかる。「—間近き君に恋ひわたるかも」〈万・五九七〉 「—遠き心は思ほえぬかも」〈万・二七〇一〉
いわ‐はだ【岩肌/岩膚】
岩の表面。
いわ‐はな【岩鼻/岩端】
岩の突端。突き出た岩のはし。
いわ‐ば【岩場】
山などの、岩の多い場所。また、登山で、岩登りの対象となるような岩がむき出しになっている所。