いわ‐もの【岩物】
「岩絵の具」に同じ。
いわ‐や【岩屋/石屋/窟】
岩壁に自然にできた洞穴。また、岩に横穴を掘って住居としたもの。いわむろ。
いわや‐と【岩屋戸】
《「いわやど」とも》岩屋の入り口。いわと。「—に立てる松の木汝(な)を見れば昔の人を相見るごとし」〈万・三〇九〉
いわ‐やま【岩山】
岩の多い山。岩ばかりの山。
いわやま‐わん【岩山湾】
パラオ、コロール島南部にある内湾。隆起サンゴ礁が浸食されてできた多数の島が点在する。日本統治時代には、日本三景の松島になぞらえて「パラオ松島」とよばれた。
いわ‐れんげ【岩蓮華】
ベンケイソウ科の多年草。関東以西の岩上に自生。藁葺(わらぶ)き屋根などにも生える。へら形の葉が重なり合い、ハスの花に似る。9〜11月、小花が円錐状に密生し、下方から順に開花。明治時代に多くの園芸...
いわ‐ろくしょう【岩緑青】
日本画で使われる緑色の顔料。岩絵の具の一。孔雀石(くじゃくいし)から製し、成分は塩基性炭酸銅。
いわわき‐やま【岩湧山】
大阪府南部、河内(かわち)長野市南部にある山。標高897メートル。和泉(いずみ)山脈東部に位置し、その主峰。山頂は準平原状の平坦地で、大阪平野・大阪湾をのぞむことができる。北斜面中腹に岩湧寺があ...
いわわれ‐みず【岩割れ水】
岩に勢いを塞(せ)かれて流れる水。「—に肘(ひぢ)を曲げて、耳を洗へるよすがとなり」〈浄・釈迦如来〉
がん【岩】
[音]ガン(呉)(漢) [訓]いわ [学習漢字]2年 〈ガン〉いわ。「岩塩・岩窟(がんくつ)・岩礁・岩石・岩壁/奇岩・巨岩・鑿岩(さくがん)・溶岩・花崗岩(かこうがん)・火成岩」 〈いわ〉「...