いわ‐ぐみ【岩組(み)】
1 庭園などの岩石の配置。また、その岩石。石組み。 2 芝居の舞台などで用いる、張り子の岩。 3 岩石が重なり、入り組んでいる所。「谷の—葛(つづら)折り」〈浄・傾城酒呑童子〉
いわ‐ぐんじょう【岩群青】
青色の岩絵の具の一。塩基性炭酸銅が主成分。藍銅鉱から製する。
いわ‐こす【岩越】
琴柱(ことじ)の上部にある、弦をのせる溝。越柱(こしじ)。
いわ‐さか【岩境/磐境】
「岩座(いわくら)」に同じ。「我は天つ神籬(ひもろき)及び天つ—を起こしたてて」〈神代紀・下〉
いわさき【岩崎】
姓氏の一。 [補説]「岩崎」姓の人物岩崎灌園(いわさきかんえん)岩崎京子(いわさききょうこ)岩崎小弥太(いわさきこやた)いわさきちひろ岩崎弥太郎(いわさきやたろう)岩崎弥之助(いわさきやのすけ)
いわ‐ざ【岩座】
岩をかたどった、仏像を安置する台座。明王や天部像に用いられる。
いわ‐しお【岩塩】
がんえん。やましお。
いわ‐しみず【岩清水/石清水】
岩の間からわき出るきれいな水。《季 夏》「湯を掬(むす)ぶ誓ひも同じ—/芭蕉」
いわしろ【岩代】
旧国名の一。現在の福島県西部にあたる。明治元年(1868)陸奥(むつ)から分国。名は、石背(いわせ)を「いわしろ」と誤読したことによるという。
いわしろ‐の‐くに【岩代国】
⇒岩代