いわじゅく‐いせき【岩宿遺跡】
群馬県みどり市にある遺跡。昭和24年(1949)相沢忠洋によって発見され、日本で初めて旧石器時代の存在が確認された。
いわ‐せ【岩瀬/石瀬】
石の多い川瀬。「直に行かず此(こ)ゆ巨勢路(こせぢ)から—踏み求(と)めぞわが来し恋ひてすべなみ」〈万・三三二〇〉
いわせ【岩瀬】
姓氏の一。 [補説]「岩瀬」姓の人物岩瀬京伝(いわせきょうでん)岩瀬忠震(いわせただなり)
いわせ‐の‐もり【岩瀬の森】
奈良県生駒郡斑鳩(いかるが)町竜田(たつた)付近にあった森。紅葉・ホトトギスの名所とされた。[歌枕]「神奈備の—の呼子鳥いたくな鳴きそ我(あ)が恋増さる」〈万・一四一九〉
いわ‐そそく【岩注く】
[枕]《「いわそそぐ」とも》高い所から岩の上に水が垂れ注ぐ意から、「岸」「たる」にかかる。「—岸の浦廻(うらみ)に寄する波」〈万・一三八八〉 「—垂氷(たるひ)の上にさす日影」〈千五百番歌合・一〉
いわた【岩田】
姓氏の一。 [補説]「岩田」姓の人物岩田藤七(いわたとうしち)岩田涼菟(いわたりょうと)
いわた‐おび【岩田帯】
妊婦が腹部に巻く白布の帯。妊娠5か月目の戌(いぬ)の日から着用する習慣がある。腹帯。ゆわだおび。 [補説]「ゆはだおび(結肌帯・斎肌帯)」から転じたという。
いわ‐たけ【岩茸/石茸】
イワタケ科の地衣類。花崗岩(かこうがん)などの上に生える。葉状でほぼ円形に広がり、直径5〜25センチ。表面は褐色。酢の物・てんぷらなどにして食べる。《季 秋》
いわたに‐ときこ【岩谷時子】
[1916〜2013]作詞家。朝鮮の生まれ。本名、トキ子。「愛の讃歌」など、シャンソンの訳詩を手がけた後、歌謡曲の作詞家として多くのヒット曲を生んだ。代表作は「恋のバカンス」「君といつまでも」「...
いわ‐タバコ【岩タバコ】
イワタバコ科の多年草。山地の湿った岩壁に生え、高さ6〜15センチ。葉はタバコの葉に似て楕円形で表面にしわがある。夏、紅紫色の筒状の花を開く。葉を民間で健胃薬に用いる。イワタバコ科には約2000種...