アウランガーバード‐せっくつぐん【アウランガーバード石窟群】
《Aurangabad Caves》インド西部、マハラシュトラ州の都市アウランガーバードにある石窟群。市街北郊の岩山の斜面に位置する。5世紀から7世紀にかけて仏教徒によって掘られた僧院や寺院があ...
あお‐いし【青石】
1 青または緑色の岩石。緑泥片岩などで、庭石に使う。秩父青石・伊予青石などが有名。 2 青みを帯びた凝灰岩。室内装飾や建物の外装などに使う。
あお‐がい【青貝】
1 螺鈿(らでん)の材料に用いる貝。ヤコウガイ・オウムガイ・アワビなど。また、それらの貝殻を用いた細工。 2 ユキノカサガイ科の巻き貝。海岸の岩礁にすむ。貝殻は楕円形の笠形で、殻径約3センチ。表...
あおき‐が‐はら【青木ヶ原】
山梨県、富士山北西麓に広がる大原生林。面積約30平方キロメートルで富士箱根伊豆国立公園に属する。貞観6年(864)の大噴火による溶岩流上に形成されたもので、鳴沢氷穴をはじめ溶岩トンネルが多くみら...
あお‐さ【石蓴】
アオサ科の緑藻。海岸の岩石に着生し、濃緑色で平たく、ところどころに穴がある。あなあおさ。《季 春》「—つく石にかなしや海苔(のり)つかず/虚子」
あお‐しま【青島】
宮崎市南東の小島。奇岩「鬼の洗濯板」やビロウなどの亜熱帯植物の群落がある。周囲約1.2キロ。
あおすじ‐あげは【青条揚羽】
アゲハチョウ科のチョウ。翅(はね)は黒色で、中央に青色の斑紋が連なる帯がある。幼虫はクスノキやタブノキの葉を食べる。岩手・秋田両県から南に分布。くろたいまい。
あお‐と【青砥】
色が青く、きめの細かい粘板岩で作った砥石(といし)。中研ぎに用いる。
あお‐に【青丹】
《「に」は土の意》 1 青黒い土。 2 緑色の顔料の土。岩緑青(いわろくしょう)のこと。 3 染め色の名。濃い青に黄の加わった色。 4 襲(かさね)の色目の名。表裏ともに濃い青に黄を加えた色。
あお‐のり【青海苔】
1 アオサ科の緑藻スジアオノリ・ヒラアオノリ・ボウアオノリなどの総称。海岸や河口付近の岩などに生える。食用。《季 春》「—や石の窪みのわすれ汐/几董」 2 1を乾燥させたもの。ふりかけや薬味に用いる。