ポルタティフ【(ドイツ)Portativ】
主に、12〜15世紀に用いられた小型のパイプオルガンの一種。ひざにのせるか、あるいは首からつるすかして楽器を保持し、左手でふいごを動かして右手で鍵(けん)を操作する。→ポジティフ
みぎ【右】
1 東に向いたとき南にあたる方。大部分の人が、食事のとき箸(はし)を持つ側。右方。「四つ角を—に曲がる」⇔左。 2 右方の手。みぎて。「—を差して寄って出る」⇔左。 3 左手より右手の利くこと。...
みぎ‐きき【右利き】
左手よりも右手のほうがよくきくこと。また、その人。
ミュージカル‐ソー【musical saw】
西洋鋸(のこぎり)を楽器として用いるもの。柄の部分を両ひざで挟み、左手で先端をおさえて反りぐあいを加減して音高をとり、バイオリンの弓でひく。
もち‐か・える【持(ち)替える】
[動ア下一][文]もちか・ふ[ハ下二] 1 持つ手を一方から他方にかえる。また、持ち方をかえる。「途中で左手に—・える」 2 持つものをかえる。「ペンを銃に—・える」
やくし‐にょらい【薬師如来】
《(梵)Bhaiṣajyaguruの訳》東方浄瑠璃(じょうるり)世界の教主。12の大願を立てて、人々の病患を救うとともに悟りに導くことを誓った仏。古来、医薬の仏として信仰される。像は通例、右手に...
やくも‐ごと【八雲琴】
二弦琴の一種。長さ約1メートル、幅約12センチの木製の胴の上に、2本の弦を張った琴。左手中指にはめた管で弦の勘所を押さえ、右手食指にはめた爪で弾く。文政3年(1820)に伊予の中山琴主が創始した...
ゆ【揺】
琴などを弾くとき、余韻を波うたせるために左手の指先を軽く弦に当てて揺すること。また、その奏法や音。「—の音(ね)深う澄ましたり」〈源・明石〉
右手(ゆうしゅ)に円(えん)を画(えが)き左手(さしゅ)に方(ほう)を画(えが)く
《「韓非子」功名(こうめい)の「右手に円を描き、左手に方を描くは、両(ふた)つながら成す能(あた)わず」から》右の手で円を描きながら左の手で四角形を描くように、同時に二つのことをしようとすれば、...
ゆ‐づか【弓柄/弓束/弣】
《「ゆつか」とも》矢を射るとき、左手で弓を握る部分。ゆみづか。また、そこに巻く革。