さ‐ぶ【左舞】
「左方の舞」に同じ。⇔右舞。
さ‐ほう【左方】
1 左の方。⇔右方。 2 「左方の楽」「左方の舞」の略。
さほう‐の‐がく【左方の楽】
雅楽で、平安初期の楽制改革以降、左方の楽人が担当した楽。中国系の唐楽を主に、インド系の林邑楽(りんゆうがく)などを含む。唐楽。左楽(さがく)。左方。
さほう‐の‐まい【左方の舞】
雅楽で、左方の楽により、左方の舞人がまう舞。中国・インド系の舞で、舞人は朱色系統の装束をつけ、舞台向かって左側から出入りする。左舞(さまい・さぶ)。⇔右方の舞。
さ‐まい【左舞】
「左方(さほう)の舞」に同じ。⇔右舞。
さ‐よく【左翼】
1 鳥・飛行機などの左のつばさ。⇔右翼。 2 左右に広がったものの左の方の部分。軍の陣形の左の方。⇔右翼。 3 《フランス革命当時、議会で議長席から見て左方に急進派のジャコバン派がいたところから...
だ‐だいこ【大太鼓】
雅楽の舞楽に用いる大型の太鼓。鼓面の直径は約2メートル、周囲に火焔(かえん)の装飾があり、2本の桴(ばち)で打つ。左方・右方用で、模様・色彩が異なる。火焔太鼓。
つがい‐まい【番舞】
舞楽で、左方の舞と右方の舞とを組み合わせて一番とするもの。また、その舞。
とう‐ぶ【答舞】
舞楽で番舞(つがいまい)を上演するとき、初めに舞う左方の舞に対し、あとにそれと組み合わせて舞う右方の舞。
ひだり【左】
1 東に向いたとき北にあたる方。大部分の人が、食事のとき茶碗を持つ側。左方。「四つ角を—に曲がる」⇔右。 2 左方の手。ひだりて。「—が入って四つに組む」⇔右。 3 右手より左手の利くこと。左利...