さ‐ほう【左方】
1 左の方。⇔右方。 2 「左方の楽」「左方の舞」の略。
さほう‐の‐がく【左方の楽】
雅楽で、平安初期の楽制改革以降、左方の楽人が担当した楽。中国系の唐楽を主に、インド系の林邑楽(りんゆうがく)などを含む。唐楽。左楽(さがく)。左方。
さほう‐の‐まい【左方の舞】
雅楽で、左方の楽により、左方の舞人がまう舞。中国・インド系の舞で、舞人は朱色系統の装束をつけ、舞台向かって左側から出入りする。左舞(さまい・さぶ)。⇔右方の舞。
さほ‐うひつ【左輔右弼】
「さほゆうひつ(左輔右弼)」に同じ。
さほ‐ゆうひつ【左輔右弼】
君主の左右にいて、政治をたすける臣。輔弼(ほひつ)の臣。
さぼうしつ‐べん【左房室弁】
⇒僧帽弁
さ‐ぼくや【左僕射】
左大臣の唐名。
さ‐まい【左舞】
「左方(さほう)の舞」に同じ。⇔右舞。
さま‐の‐かみ【左馬頭】
左馬寮(さまりょう)の長官。従五位上相当。ひだりのうまのかみ。
ひだり‐の‐うまのかみ【左馬頭】
⇒さまのかみ(左馬頭)