あけの‐が‐はら【明野ヶ原】
三重県東部、伊勢市北西部にある台地。宮川河口近くの左岸にあり、古い扇状地が隆起してできた。標高5〜10メートル。畑地が多く、ダイコン・葉タバコなどの栽培が盛ん。
あげ‐お【上緒】
冠が脱げないように左右につけ、引き上げて髻(もとどり)の根にくくり結ぶためのひも。巾子(こじ)の根の前方に縫いつけることもある。
あげ‐まき【揚巻/総角】
1 古代の少年の髪の結い方の一。髪を左右に分け、両耳の上に巻いて輪を作る。角髪(つのがみ)。 2 「揚巻結び」の略。 3 鎧(よろい)の背の逆板(さかいた)に打ちつけた環に通して揚巻結びをし...
あげまき‐むすび【揚巻結び】
ひもの結び方の一。輪を左右に出し、中を石畳(いしだたみ)に結び、房を垂らす。文箱(ふばこ)や御簾(みす)などの飾りに使う。
あさあさ‐し・い【浅浅しい】
[形][文]あさあさ・し[シク]あさはかで軽々しい。奥深くない。「政さんなんかに気取られるようなそんな—・いおとよさんではない」〈左千夫・隣の嫁〉
あさ‐がお【朝顔】
1 ヒルガオ科の蔓性(つるせい)の一年草。茎は左巻き。葉は大きな切れ込みがある。夏の朝、らっぱ状の花を開く。種子は漢方で牽牛子(けんごし)といい、緩下剤などに用いる。東アジアの原産で、奈良時...
あさ‐がけ【朝駆け/朝駈け】
[名](スル) 1 朝早く馬を走らせること。 2 朝早く不意に敵陣を襲うこと。⇔夜討ち。 3 新聞記者などが、朝早く予告なしに取材先に出向くこと。「夜討ち—の取材」 4 物事の容易なことのたとえ...
あさり【歯振】
のこぎりの歯の先端を、一歯ごとに左右に開くこと。また、その広がり。挽(ひ)き道の幅を広げて、のこ身の摩擦を少なくしたり、おがくずを出やすいようにしたりする。
アザーティー【AZERTY】
コンピューターやタイプライターのキー配列の一。英語圏のQWERTY(クアーティー)配列に対し、フランス語圏で広く使われる。上から2段目、左から6個分のキーの文字列、A・Z・E・R・T・Yから名づ...
あしかり【蘆刈】
謡曲。四番目物。零落して葦売りをしている難波浦の住人日下(くさか)左衛門が、都へ上って立身した妻と再会する。