あわせ‐びん【合(わ)せ鬢】
近世の男の髪形の一。左右の鬢を髻(もとどり)の下で合わせて太い元結で束ねたもの。
あわた【粟田】
山城国愛宕(おたぎ)郡の地名。現在の京都市左京区から東山区にわたる。平安京の別荘地であった。
あわび‐むすび【鮑結び】
1 ひもの飾り結びの一。中央に一つ、左右に二つ輪を並べたもの。祝儀用の水引や衣服の飾りに用いる。淡路結び。→水引1 2 女性の髪の結い方の一。1の形に似せたもの。
あん【安】
野球で、安打の略。ヒット。「右—」「左—」
あんせい‐の‐たいごく【安政の大獄】
安政5〜6年(1858〜1859)に、大老井伊直弼が行った尊攘(そんじょう)派への弾圧。安政の仮条約や、家茂(いえもち)を14代将軍に定めたことに反対する一橋慶喜(ひとつばしよしのぶ)擁立派の公...
あんな‐の‐へん【安和の変】
安和2年(969)藤原氏が企てた他氏排斥の謀略事件。右大臣藤原師尹(ふじわらのもろただ)らが、源満仲(みなもとのみつなか)の密告を利用して左大臣源高明(みなもとのたかあきら)らに皇太子廃立の陰謀...
あん‐のう【鞍嚢】
馬の鞍(くら)の左右に垂らす革製の袋。小さい武具などを入れる。
あんぽつ‐かご【あんぽつ駕籠】
近世、江戸で使われた町駕籠の一種。竹製で、左右に畳表を垂らした。あんぽつ。
い【緯】
[常用漢字] [音]イ(ヰ)(呉)(漢) [訓]よこいと 1 織物の横糸。「経緯」 2 左右・東西の方向。「緯度/黄緯・北緯」 3 (儒教の教理を説く「経(けい)」に対して)神秘的な吉凶・予言を...
いいたいろうのし【井伊大老の死】
中村吉蔵の戯曲。5幕。大正9年(1920)4月「早稲田文学」誌に発表。同年7月、2代目市川左団次、7代目市川中車らの出演により、東京歌舞伎座で初演。