ゆふ‐だけ【由布岳】
大分県中部、別府市と由布市との境にある鐘状火山。標高1583メートル。豊後(ぶんご)富士。万葉集には「木綿(ゆふ)の山」とみえる。
ゆ‐ぶくろ【弓袋】
「ゆみぶくろ」に同じ。「まづ—の料にとて、白布(しろぬの)五十反送られけり」〈平家・一〉
ゆ‐まき【湯巻(き)】
1 古代・中世、貴人の入浴に奉仕する女官が、湯にぬれるのを防ぐために衣服の上から腰に巻いた裳(も)の一種。多くは白い生絹(すずし)を用い、のちには模様のあるものも用いた。いまき。 2 入浴の際に...
ゆり【百合】
1 ㋐ユリ科ユリ属の多年草の総称。温帯を中心に分布し、カノコユリ・オニユリ・ヤマユリ・テッポウユリ・スカシユリなど、園芸用に栽培されるものも多い。鱗茎(りんけい)が食用になるものもある。葉は線形...
ゆり‐かもめ【百合鴎】
1 カモメ科の鳥。全長約40センチ。くちばしと脚が赤く、冬羽は全体に白いが、夏羽では頭部が黒褐色になる。ユーラシアに分布。日本では冬鳥として各地の海岸・内湾・川などでふつうにみられる。和歌によま...
ユーカリ‐の‐き【ユーカリの木】
フトモモ科の常緑高木。高さ約60メートルにもなる。葉は卵形から笹の葉状に細長いものまであり、樟脳(しょうのう)のような香りがする。夏に開花し、緑白色の雄しべが目立つ。実は青白色の倒卵形で硬い。葉...
ユーフォルビア【(ラテン)Euphorbia】
トウダイグサ科トウダイグサ属の一年草または多年草。ほぼ世界中に分布し、多肉植物あるいは観葉植物として栽培される。本来は、トウダイグサ科の属名の一つ。
ユーブイカット‐ガラス【UVカットガラス】
紫外線(UV)を反射あるいは吸収する物質を配合または塗布することにより、紫外線の透過率を低減させたガラス。UVガラス。
ユーブイ‐キュアリング【UVキュアリング】
紫外線を照射すると瞬時に硬化する紫外線硬化性樹脂を塗布し、電子部品や光学部品の接着、印刷用インクの乾燥などを行うこと。光キュアリング。UVキュア。
よいち【与市】
《「仮名手本忠臣蔵」五段目の山崎街道で、与市兵衛が持っていたところから》縞(しま)の財布(さいふ)。また、一般に財布をいう。