はん【帆】
[常用漢字] [音]ハン(漢) [訓]ほ 〈ハン〉 1 船のほ。「帆影・帆船/順風満帆」 2 帆かけ船。船。「帰帆・孤帆」 3 ほをあげて走る。「帆走/出帆」 〈ほ〉「帆柱/白帆」
はん‐しょう【帆檣】
帆柱(ほばしら)。
はん‐しょう【帆翔】
[名](スル)鳥が翼をひろげたまま風に乗って飛ぶこと。「トビが大空を—する」
はん‐せん【帆船】
帆を張り、帆に受ける風の力を利用して走る船。帆掛け船。帆前船(ほまえぶね)。
はん‐そう【帆走】
[名](スル) 1 船が帆を張って、風の力で航行すること。「ヨットが—する」「—船」 2 大気中の気流に支えられて飛行すること。滑空。
はん‐ぷ【帆布】
船の帆などに用いる布。綿糸または麻糸で織った厚地の平織物。
ほ【帆】
1 帆柱に高く張り、風を受けて船を進ませる船具。張る方向により横帆(おうはん)と縦帆(じゅうはん)がある。セール。「風に—をはらませる」「順風に—を上げる」 2 紋所の名。1を図案化したもの。
ほ‐あし【帆足/帆脚】
和船で、帆を張ったときに、その下端を船上に結びとめる綱。
ほ‐かけ【帆掛(け)】
1 船に帆を掛けること。 2 「帆掛け船」の略。
ほかけ‐ぶね【帆掛(け)船】
帆をかけて走る船。帆ぶね。帆船(はんせん)。