け【気/希/稀】
〈気〉⇒き 〈希〉⇒き 〈稀〉⇒き
き‐ゆう【希有/稀有】
[名・形動]⇒けう(希有)
け‐う【希有/稀有】
[名・形動] 1 めったにないこと。とても珍しいこと。また、そのさま。まれ。「—な(の)出来事」 2 不思議なこと。また、そのさま。「ここに—なは『いるまん』の『しめおん』じゃ」〈芥川・奉教人の...
けう‐げんそ【希有元素】
⇒希元素(きげんそ)
希有(けう)にして
かろうじて。ようやく。「—助かりたるさまにて」〈徒然・八九〉
け‐く【希求】
願い求めること。ききゅう。「仰ぎて見れば、法性の空晴れねど、—の霞さす」〈栄花・鳥の舞〉
けく‐げん【希求言】
国文法でいう命令形の古い言い方。東条義門(ぎもん)の用語。
こい‐ねが・う【乞い願う/希う/冀う/庶幾う】
[動ワ五(ハ四)]強く願う。切望する。やや古風な、また改まった言い方。「一層の御理解を—・う次第です」
こいねがわく‐は【乞い願わくは/希わくは/冀わくは/庶幾わくは】
[副]《「こひねがふ」のク語法に係助詞「は」の付いた語》ある事を強く希望する気持ちを表す。切に望むことは。なにとぞ。どうか。「—御加護を給わらんことを」
ねがわく‐は【願わくは/希わくは】
[副]《動詞「ねが(願)う」のク語法「ねがわく」+係助詞「は」から。「ねがわくば」とも》(多く、あとに願望を表す語を伴って)願うところは。望むことは。どうか。「—一日も早い解決のあらんことを」