師弟(してい)は三世(さんぜ)
師弟の縁は前世・現世・来世の3世につながる深い因縁で結ばれている意。
し‐でん【師伝】
師匠から、じきじきに伝授されること。また、伝授されたもの。「—の秘法」
し‐どう【師道】
人の師として守り行うべき道。
しどう‐は【師堂派/志道派】
平曲の流派の一。室町時代、一方(いちかた)流から分かれ、疋田仙一(ひきたせんいち)を祖として起こったもの。
し‐の‐ぼう【師の坊】
1 師匠である僧。「—雪隠(せっちん)と見えて、雪隠にて声有り」〈咄・鹿の子餅〉 2 寺子屋の師匠。「—此事をよしとは誉(ほ)め給はず」〈浮・胸算用・五〉
し‐はん【師範】
1 人の手本となること。また、その人。模範。「世の—と仰がれる」 2 学問・技芸を教える人。また、その資格。「柔道の—」 3 「師範学校」の略。「女子—」
しはん‐がっこう【師範学校】
教員の養成を目的に設けられた旧制の学校。明治5年(1872)設立。のち、高等・尋常の2種に分け、小学校教員を養成する尋常師範学校をさすようになった。第二次大戦後は、学芸大学ないし国立大学の教員養...
しはん‐け【師範家】
学問や技芸の口伝・秘事を代々受け継いで皇室や幕府の師範となった家。和歌では二条・冷泉(れいぜい)・京極・飛鳥井(あすかい)・三条西、蹴鞠(けまり)では飛鳥井・難波・冷泉・綾小路、書では清水谷・持...
しはん‐だい【師範代】
師範に代わって学問・技芸などを教える人。「—を務める」
し‐ばん【篩板/師板】
篩管(しかん)の細胞の境界に相当する細胞壁。篩孔(しこう)とよぶ多数の小孔がある。