ちょう‐や【帳屋】
江戸時代、帳面・紙・筆などを売った店。店先に笹(ささ)を立てて目印とした。
つう‐ちょう【通帳】
預貯金や掛け売り・掛け買いなどの年月日・金額・数量などを記入しておく帳面。かよいちょう。
つかい‐ちょう【遣ひ帳】
金銭の支出などを記入する帳面。「太夫様入り帳、—」〈浮・諸艶大鑑・八〉
つかい‐にっき【遣ひ日記】
毎日の金銭の支出を記入する帳面。「万事の払ひ十両までは入らずと、—をお目にかくる」〈浮・二十不孝・一〉
つけ‐かけ【付(け)掛け】
帳面や書き付けなどに、実際の支払い金額や品数よりも多く記入すること。
つけ‐こ・む【付(け)込む】
[動マ五(四)] 1 相手の弱点やすきに乗じて事を行う。機会を抜け目なく利用して自分が有利になるようにする。つけいる。「人の弱みに—・む」 2 帳面などに仕訳(しわけ)をしないで事項を順々に記入...
つけ‐たて【付(け)立て】
1 つけたばかりであること。 2 帳面にしるしをつけること。 3 歌舞伎で、初日前に、上演に必要な衣装・小道具・鳴り物などを帳面(付け帳)に書き上げること。 4 円山派・四条派に多く見られる日本...
て‐ちょう【手帳/手帖】
いつも手もとに置いて、心覚えのためにさまざまの事柄を記入する小形の帳面。「生徒—」「母子—」
てならい‐ぞうし【手習い草紙】
習字に用いる帳面・冊子。
て‐にっき【手日記】
日々の心覚えを記す帳面。「枕に算盤(そろばん)、—をはなたず」〈浮・胸算用・四〉