せい‐ブタン【正ブタン】
CH3CH2CH2CH3の示性式で表される、ブタンの異性体の一つ。天然ガス・石油ガス中に含まれ、常温では気体。容易に液化し、燃料や工業原料とする。n-ブタン。ノルマルブタン。→イソブタン
ゼロぼうちょう‐ガラス【ゼロ膨張ガラス】
温度変化による膨張・収縮が極めて小さいガラス。膨張率が異なる材料を混合することで、特に常温付近でほとんど変形が生じないものをさす。VLTやTMTといった超大型望遠鏡の反射鏡として用いられる。極低...
たんさん‐ストロンチウム【炭酸ストロンチウム】
ストロンチウムの炭酸塩。常温で無色、斜方晶系結晶。天然にストロンチアン石として産出。酸に容易に溶け、二酸化炭素を発生する。フェライト磁石、液晶ディスプレー用のガラス素材、花火などに用いられる。化...
チタンぞく‐げんそ【チタン族元素】
周期表第4族に含まれるチタン、ジルコニウム、ハフニウムの三元素の総称。銀白色の金属で、融点と沸点が高い。酸化数が4の状態が最も安定。常温では酸化被膜を形成し、耐腐食性をもつ。第4族元素。
ちっ‐そ【窒素】
窒素族元素の一。単体は無色・無味・無臭の気体。空気中に体積で約78パーセント含まれる。常温では不活性であるが、高温では他の元素と直接化合して窒素化合物をつくる。アンモニア合成の原料として重要。元...
ちゅうせい‐ししつ【中性脂質】
中性脂肪。特に常温で固体の中性脂質を中性脂肪という。
ていおん‐かくゆうごう【低温核融合】
高温高圧のプラズマ状態を必要としない核融合の方法。ミューオン触媒核融合や常温核融合などがあり、研究・実験が行われている。→熱核融合
デュロンプティ‐の‐ほうそく【デュロンプティの法則】
固体元素の原子熱、すなわち比熱と原子量との積は、常温付近ではどれもほとんど等しいという法則。1819年、フランスの化学・物理学者デュロン(P.L.Dulong)と物理学者プティ(A.T.Peti...
ドライ‐コンテナ【dry container】
常温で輸送されるコンテナ。工業製品や日用品などを積み込む一般的なコンテナ。リーファーコンテナに対していう。
ナク【NaK】
ナトリウム22パーセント・カリウム78パーセントの合金。常温で液体。原子炉の冷却材に使用。