ぼう【帽】
頭にかぶるもの。帽子。「鳥打ち—」「—を脱いで礼をするような」〈鴎外・雁〉
ぼう【帽】
[常用漢字] [音]ボウ(漢) モウ(呉) 頭にかぶる物。「帽子(ぼうし)・帽章/角帽・学帽・制帽・脱帽・無帽・礼帽・弊衣破帽」 [難読]烏帽子(えぼし)・帽子(もうす)・帽額(もこう)
ぼう‐がん【帽岩】
⇒キャップロック
ぼう‐し【帽子】
1 寒暑やほこり・直射日光などを防ぎ、また身なりを整えるために頭にかぶるもの。 2 綿帽子などの女性のかぶりもの。 3 「野郎帽子」の略。 4 「烏帽子(えぼし)」の略。 5 物の頭部にかぶせる...
ぼうし‐かぶと【帽子兜】
眉庇(まびさし)もつけない粗末な鉢の兜。
ぼうし‐ばな【帽子花】
ツユクサの別名。
ぼうし‐ばり【帽子針】
江戸時代、女性が用いた、布や綿帽子を留めるための針。
ぼう‐しょう【帽章】
帽子につける記章。
ぼうじょう‐けんまく【帽状腱膜】
頭頂部を広く覆う、薄くて丈夫な結合組織の膜。前頭筋・後頭筋・側頭頭頂筋と結合し、皮膚とは密に、骨膜とは疎に結合している。→腱膜(けんまく) →後頭前頭筋
もう‐す【帽子】
《「す」は唐音》禅宗で、僧侶のかぶる頭巾(ずきん)。「—、したうづやうのもの、心々に送りつどひて」〈笈の小文〉