こう‐ぶつ【功物】
中世、幕府の家人(けにん)が仕官するとき、官に応じて朝廷に納入した物品。
こうもり
《原題、(ドイツ)Die Fledermaus》ヨハン=シュトラウス2世のオペレッタ。全3幕。1874年作曲。「こうもり博士」とよばれる男が一芝居打って友人に仕返しを目論む喜劇。
こうよう‐にん【公用人】
1 江戸時代、大名・小名の家で、幕府に関する用務を取り扱った役。 2 明治初年、各藩で、それ以前の留守居役にあたる職務を執り行った役。
こう‐りょう【公領】
朝廷・国衙(こくが)・幕府などの領地。江戸時代には、天領にもいった。⇔私領。
こが‐くぼう【古河公方】
鎌倉公方足利成氏(あしかがしげうじ)とその子孫の称。享徳3年(1454)関東管領上杉憲忠(うえすぎのりただ)を殺した成氏が、翌年幕府軍に追われ、以後5代にわたり下総(しもうさ)古河を根拠とした。...
こきん‐ぐみ【古今組】
箏曲(そうきょく)で、幕末に名古屋の2世吉沢検校が、古今集の和歌数首を組み合わせて作曲した「千鳥の曲」「春の曲」「夏の曲」「秋の曲」「冬の曲」の5曲の総称。三味線から離れた純箏曲を意図したもので...
こく【黒】
[音]コク(呉)(漢) [訓]くろ くろい [学習漢字]2年 〈コク〉 1 くろ。くろい。「黒雲・黒点・黒板/漆黒」 2 暗い。「暗黒」 3 悪いこと。有罪。「黒白(こくびゃく)」
〈くろ(...
こくえ‐ごめん【黒衣御免】
室町時代、幕府が、出家した武士に墨染めの衣の着用を許可したこと。
こくさい‐はくらんかい【国際博覧会】
世界各国が文化と産業の成果を展示する国際的規模の博覧会。1851年ロンドンで開催されたのが最初。日本の初参加は1867年のパリ万国博で、幕府と薩摩・佐賀藩が出品。万国博覧会。万博。エキスポ。 [...
こく‐じん【国人】
1 一国の人民。その国の人。国民。 2 国衙(こくが)領の住民のうち、特に有力名主層の称。中世では幕府の支配に抗して地方で小規模な領主制を形成した地頭・荘官・有力名主の総称。郡ないし一国規模で行...