へいあん‐きょう【平安京】
桓武天皇の延暦13年(794)から明治2年(1869)東京遷都までの帝都。現在の京都市の中央部。東西約4.5キロ、南北約5.3キロ。中央を南北に走る朱雀大路(すざくおおじ)によって左京・右京に二...
へいあん‐じだい【平安時代】
平安京に都が置かれた時代。延暦13年(794)の桓武天皇の平安遷都から文治元年(1185)鎌倉幕府の成立までの約400年間。平安朝時代。
へいあんじだい‐ぶんがく【平安時代文学】
「中古文学」に同じ。平安文学。
へいあん‐じょう【平安城】
平安京のこと。「長岡京よりこの—へ遷(うつ)し給ひてこのかた」〈盛衰記・一六〉
へいあん‐じんぐう【平安神宮】
京都市左京区にある神社。旧官幣大社。祭神は桓武天皇と孝明天皇。明治28年(1895)平安遷都1100年を記念して創建。10月22日の神幸祭は、時代祭として有名。
へいあん‐ちょう【平安朝】
平安時代の朝廷。また、その時代。
へいあんちょうぶんがくし【平安朝文学史】
東京堂発行の「日本文学全史」の平安時代部分。国文学者、五十嵐力が執筆を担当。昭和12年(1937)に上巻、14年(1939)に下巻を刊行した。
へい‐け【平家】
平(たいら)の姓を名乗る一族。特に、平安末期に政権を握った平清盛の一族。平氏(へいし)。
「平家物語」の略。
「平家琵琶」の略。「—にもあらず、舞にもあらず、ひなびたる調子うち上げて」...
へいじ【平治】
平安末期、二条天皇の時の年号。1159年4月20日〜1160年1月10日。
へい‐だん【餅餤/餅腅】
平安時代の唐菓子の一。ガチョウやカモの卵に野菜などをまぜて煮たものを、餅(もち)で包み、四角に切ったもの。