あやのこうじ‐どおり【綾小路通り】
京都市街地を東西に走る道路の呼び名。四条通り南側の小路。全長約4.6キロ。平安京の綾小路にあたる。
あやめ‐の‐くろうど【菖蒲の蔵人】
平安時代、端午の節会(せちえ)に、糸所から献上したショウブ・ヨモギなどの薬玉(くすだま)を、親王や公卿に分けて配る女蔵人(にょくろうど)。
あら‐たえ【荒妙/粗栲】
1 上代、木の皮の繊維で織った、織り目の粗い布の総称。→和妙(にきたえ) 2 平安時代以降、麻織物のこと。 [補説]書名別項。→荒栲
あら‐てつがい【荒手番/荒手結】
平安時代、正月の賭弓(のりゆみ)、5月の騎射(うまゆみ)の前に、衛府の射手が行っていた予行演習。→真手番(まてつがい) →手番
あり・く【歩く】
[動カ四] 1 あちこち歩きまわる。出歩く。「月のいとあかきに—・きて」〈枕・二七三〉 2 車や舟などであちこちをまわる。「舟に乗りて海ごとに—・き給ふに」〈竹取〉 3 動詞の連用形に付いて用い...
あわた【粟田】
山城国愛宕(おたぎ)郡の地名。現在の京都市左京区から東山区にわたる。平安京の別荘地であった。
あん【安】
[音]アン(呉)(漢) [訓]やすい いずくに いずくんぞ [学習漢字]3年 〈アン〉 1 変わったことがなく穏やかに落ち着いている。「安静・安全・安泰/公安・治安・平安・保安」 2 心を落ち...
あんか‐もん【安嘉門】
平安京大内裏外郭十二門の一。北面三門のうち、西側の門。兵庫寮御門(ひょうごつかさのみかど)。
あんき‐もん【安喜門】
平安京内裏内郭十二門の一。北面三門のうち、東側の門。
あんげん【安元】
平安末期、高倉天皇の時の年号。1175年7月28日〜1177年8月4日。