へい‐ばん【平板】
[名・形動] 1 平らな板。特に、平板測量で用いる木製の平らな板。 2 変化に乏しく、おもしろみのないこと。また、そのさま。「盛り上がりに欠ける—な文章」 [派生]へいばんさ[名]
へいばん‐がた【平板型】
東京式アクセントの分類うち、アクセント核がない型。多く、辞書などでは「○」「‾」「=」「⓪」などを使って示す。「とり○(鳥)」「がっこう○(学校)」など。平板式。
へいばんがた‐けいようし【平板型形容詞】
東京式アクセントで、終止形にアクセント核のない形容詞。「あかい○(赤い)」「むずかしい○(難しい)」など。形容詞のうち少数。近年では、修飾語として名詞の前にある場合(「あかい○服」「むずかしい○...
へいばんがた‐どうし【平板型動詞】
東京式アクセントで、終止形にアクセント核のない動詞。「する○(為る)」「とまる○(止まる)」「おしえる○(教える)」など。
へいばん‐コンデンサー【平板コンデンサー】
⇒平行板コンデンサー
へいばん‐しき【平板式】
平板型のこと。アクセント核の位置の違いを示す「型」と区別して、アクセント核の有無の違いを「式」で表す場合、アクセント核のないものをこう呼ぶことがある。
へいばん‐そくりょう【平板測量】
製図用の平板に三脚を取り付け、磁石・アリダード・巻尺などを用い、直接現地で作図しながら行う簡単な測量。
へいばん‐ちくでんき【平板蓄電器】
⇒平行板コンデンサー
へいばん‐どうぶつ【平板動物】
動物界の一門。多細胞で表裏の区別がある平らな体をしており、体節構造や前後左右の区別はない。消化器・骨格・筋肉を欠き、体表の繊毛で移動する。センモウヒラムシが同門に属す唯一の種として知られる。板状動物。